タイトル案
競走馬の健康をつくる!産地にこだわった栄養豊富な濃厚飼料「燕麦」
腹持ち良くて食物繊維が豊富!競走馬の腸内環境を整える濃厚飼料「燕麦」
粒の大きさと品質
目次
・競走馬に必要な栄養素と餌の種類
∟1.粗飼料
∟2.濃厚飼料
∟3.配合飼料
∟4.添加飼料
・根岸馬糧が選ぶこだわりの「燕麦」
∟燕麦とは?
∟燕麦の栄養価は?
∟燕麦の産地と品質は?
・馬の健康状態や競技に合わせた栄養管理が大切
リード:
「食べるしあわせ」を馬に感じてほしい。
美味しい食事は馬にとって毎日の楽しみであり、栄養を摂る大切な手段です。草食動物とはいえ、レースに出場する競走馬は良い状態をキープすることが結果につながることも。そのためには、牧草や乾草だけでは補えない栄養を餌から摂る必要があります。美味しい食事で馬を健康にしたい。そんな思いから根岸馬糧が厳選した濃厚飼料「燕麦(えんばく)」について紹介します。
競走馬に必要な栄養素と餌の種類

アスリート選手が健康を意識した食事で試合のパフォーマンスを高めるように、競走馬として活躍する馬たちも食事から得る栄養によって体を作り、体調を整えます。そのためにも、栄養バランスを考慮した食事はとても重要です。そんな競走馬の餌の種類は大きく分けて4つ。馬の体調に合わせて適量をバランスよく食べてもらうのが理想です。
1.粗飼料
牧草や乾草などを指し、食物繊維が豊富に含まれる飼料です。根岸馬糧では、繊維質が多くロー(生)プロテインが含まれているチモシー牧草や、たんぱくしつやカルシウムが含まれている栄養価の高いルーサン牧草などを取り扱っています。
2.濃厚飼料
エネルギー源として必要な炭水化物や脂質が含まれている飼料です。代表的なものでは、燕麦や大豆、ともろこしなど穀類全般を指します。今回ご紹介する燕麦は、この濃厚飼料になります。
3.配合飼料
粗飼料や濃厚飼料では不足しやすいビタミンやミネラルなどの栄養を補う飼料がこちら。人間でいうところのサプリメント的な役割を持ち、いろいろな飼料がミックスされています。
4.添加飼料
体調や腸内環境を整える栄養が含まれた飼料です。カルシウムや電解質などが当てはまります。
根岸馬糧が選ぶ、こだわりの「燕麦」

私たち人間が主食としてお米を食べるように、競走馬にとっての主食が燕麦。お米の品種や産地、炊き方にこだわるのと同じく、アスリートとして活躍する競走馬たちが毎日食べる燕麦も、良質な栄養素と食欲をかきたてるおいしいさが不可欠です。栄養価の高いおいしい食事で馬の健康をつくるために、根岸馬糧ではこだわりの燕麦を厳選しています。
燕麦とは?
燕麦は馬の飼料として多く利用されている穀類。栄養価が高く、オートミールの原料であるオーツ麦(Oat)を指します。和名では燕麦のほか、オートムギ、マカラスムギとも呼ばれており、イネ科カラスムギ属の一年生または二年生作物。茎がやわらかく、やや細いため食べ残しが少ない飼料として知られています。カナダやオーストラリア、アメリカが主な産地として有名です。
燕麦の栄養価は?
近年の健康食ブームでも注目を集めている燕麦(オーツ麦)は、他の穀物に比べて食物繊維の含有量が高いことで知られている低GIフード。なかでも水溶性食物繊維β-グルカンと呼ばれる栄養素が豊富に含まれており、さまざまな機能性が認められています。
・糖質の吸収・消化スピードをゆるやかにして食後の血糖値上昇を抑制
・エネルギーを効率よく消費して満腹感をキープ
・胆汁酸の排泄促進や短鎖脂肪酸の働きで血中コレステロールを正常化
・脂質の吸収が抑えられ、内臓脂肪の減少に
・善玉菌を増やし、腸内環境を整える
・インスリンの分泌を促して糖尿病の予防に
水溶性食物繊維β-グルカン以外にも、たんぱく質、ビタミンやミネラル、鉄などが含まれているほか、動脈硬化の原因を抑えるオレイン酸など不飽和脂肪酸の含有量が多いことも特徴のひとつです。
燕麦の産地と品質は?
根岸馬糧が厳選する燕麦は、燕麦の産地として有名なカナダ・アルバータ州で生産されたもの。カナダは燕麦の生産量ランキングがロシアに次ぐ第2位(2021年時点)を誇る国で、アルバータ州以外にもサスカチュワン州やマニトバ州などで燕麦が生産されています。馬がよろこぶ食にこだわる根岸馬糧が提供するカナダ産の燕麦には、下記のような特徴があります。
・粒が大きい
・粒のサイズが揃っている
・中身の詰まり具合が太い
・燕麦の長さと太さのバランスがいい
・適度な重さがある
・外皮がやわらかく甘みがある
根岸馬糧の燕麦は、トリプルクリーンと呼ばれる3回ふるいにかける方法を取り入れることで安定した品質を保っています。オリジナルパッケージに詰めた高品質の燕麦は、取引先の厩舎や調教師からの反応も上々です。
馬の健康状態や競技に合わせた栄養管理が大切

競走馬たちが健康な状態をキープできるエネルギー源として食される燕麦は、馬の体調や競技に合わせた栄養管理が大切。レースに向けた体づくりを意識する調教時、強い運動を行うレースや競技の直前、レースや競技が終わった後など、状況によって餌の与え方も異なります。根岸馬糧では、競走馬の状態や目的に応じた飼料選びについて「馬が美味しく食べてくれること」を前提に、代表自ら飼料のアドバイスを行いますので、興味を持たれた方はぜひお問い合わせください。